同棲、ルームシェアが多い現代
昔はお見合いが主流で、お見合いしてお付き合いしてそれから結納、そして結婚という段取りがあったのですが、今はそういったことは少なくなり、恋愛から結婚というカップルが多いです。
またカップルも結婚を考える時、一度同棲してから一緒に成るかどうかを考えたいというカップルもいます。
また友達同士で家賃を分け合ってルームシェアし、グレードの高い部屋に暮らすという事も多くなっているようです。
この場合、お互いに約束事を守ることや、お互いに干渉しない等、一定のルールを作ることも必要です。
お互いに勤務時間が違ったり、もちろん今までの生活サイクルが違うのですから、その違いが生活の支障にならないような部屋が求められるのです。
そこで同棲を考えているカップルやシェアルームを考えている友人同士にオススメしたいのが、「メゾネット」タイプの物件となります。
メゾネットタイプの物件ってどういう物件?
1つの住戸の中が、内階段等によって2層以上に別れれているアパートなどをメゾネットタイプというのです。
メゾネットとよく似ていると思われてしまう一戸建てが1つにつながっているテラスハウスがありますが、これとは区別されます。
マンションやアパートのいくつかが、メゾネットタイプとなっていることが多く、最上階、角部屋などによく見られるようです。
2層以上になっているというとロフトもそう?と思う方もいますが、メゾネットの場合はあくまでも、上と下の階が独立した空間として利用出来るようになっています。
住宅情報サイトや賃貸のサイトなどでも、メゾネットというとテラスハウス等がヒットしてくる事もあります。
こうした専門サイトでも区分けされていないことが多いので注意が必要です。
メゾネットの理想的な点とは
一戸建てと同じように1階と2階がある、だからもしも彼、彼女とケンカした、ルームメイトとケンカしたとしても、自分の居場所を確保できるということになります。
家に仕事を持ち帰って一人仕事をしたい場合も、自分の空間があるので心配もないのです。
彼と、彼女と一緒に暮らす場合でも、一人の時間が欲しい時がありますし、一人の時間をそれぞれが楽しめる空間があっていいと思います。
夫婦になればこうした時間も出てきますので、その時間をお互いにゆったり過ごせるかどうかも、メゾネットなら試すことができるというわけです。
メゾネットのデメリットは?
メゾネットの物件は天井が高い物件が多く、光も取り入れやすい角部屋、最上階という物件が多いので、開放感を得られるというメリットもあります。
しかし、天井が高い、開放感があるという事は、イコール暖房、冷房が効きにくいという面でも出てきて光熱費などが高い、家賃も通常より高くなることが多いです。
バリアフリーではないので障害をお持ちの方はきついですし、部屋の作りが複雑で面積が取りにくいという事もあります。
ただ同棲、ルームシェアの場合、お互いに一人になれる空間を持つことがうまく生活する秘訣ともなるので、メゾネットは非常に理想的な物件都考えられるのです。